yoruno_shukai’s blog

だいたい夜に更新します。自由に外を歩くねこのように、夜寝る前に会いましょう。

そんな時代もあったねと

 

久しぶりに仕事終わりに会社の人たちとお酒を飲んだ。

 

予約しなくてもガラガラだと思っていたら

一軒目は満席で断られてしまった。

もうけっこうみんな普通に飲み歩いてるのね。

 

お酒を飲みながら話して

会社の愚痴を言ったり

あの人の愚痴を言ったり

少しコトを大袈裟にして話して笑ったり。

 

コロナ前はこんな感じだったなぁ

この感じ好きだったなぁ

と思った。

 

 

でもコロナ禍を通して

飲み会への耐性というか体力というかモチベーションというかが非常に弱まった今は

この感じ最高〜!!!

ではなくて

コロナ前はこんな感じだったなぁ

この感じ好きだったなぁ

って過去を懐かしむ気持ちになってしまった。

 

 

お酒を飲む楽しさもあるけど

その後のこのふわふわ感、眠いけど寝れない感じ、

今はつらい。

 

週3,4飲んでたあの頃は何だったのか。

何であんな飲み歩いていたのか、今となってはさっぱりわからない。

 

取り残されたわたしと目の前にある物

 

あなたに飲もうよと誘われたから

妊娠出産を機に興味のなくなったお酒、飲まなくても全くかまわないお酒を

一緒に飲むのならいいかなってことで飲み始めたのに、

 

疲れたから先寝るわー

 

の一言で勝手に切り上げてそそくさと寝てしまうよね。

 

今わたしの目の前にあるのは

たいして飲みたくなかったお酒の残りと

こんな時間に食べたくなかったスナック菓子と

あなたが食べ散らかしたカス。

 

 

さらに目線を上げて見渡せば

まだ畳めていない洗濯物と

娘が寝る前にお片付けしなかったおもちゃたちが散乱している。

 

 

いーらない。こんな時間。こんな虚しさ。

生まれて終わりじゃないから

 

未熟児で生まれたとか

障害をもって生まれたとか

すごい難産だったとか

 

ハンデや困難を乗り越えての出産エピソードは

人を惹きつけたり感動させるけど

 

ごく普通に生まれてくる

それももちろん人を感動させるものなのよ。

 

 

出産エピソードを聞こうとすると

百人百様の、こんなに大変だったのよと大変アピール大会になってしまいがち。

 

普通に生まれてくることもめちゃくちゃ大変。

普通に生まれてくることも尊い

 

 

どんな出産大変だったのよ話(ばなし)よりも

今目の前ですやすや眠るあなたの

これから長く続くストーリーをわたしは聞きたいし書きたかったの。

 

 

わたしが産んだ話ではなく

あなたが産まれた話であり

それはあなたがこれからを生きていく話だから。

ワガママとか自己主張とか自我とか

 

娘のワガママを受けながら

これはどっちに似たのかなと思ったりする。

夫に似たのだなと結論づけて自分を擁護してみる。

 

 

わがままを抑圧すると良くない、

その反動で将来取り返しのつかないことをしてしまう。

 

そんな話を聞くので

今は娘は自我を出しているときなのだと言い聞かせ

娘のワガママに付き合ってみる。

 

 

ママそこ座って

 

ママやって

 

ママやめてじぶんでやるから

 

うまくできないママやって

 

落としちゃったママ拾って

 

ママじゃない、クマさんやって

 

ママ、クマさんギューして

 

クマさん、いただきますして

 

 

今日は小一時間、娘のおままごとに付き合った。

 

まだおままごと中のワガママはかわいい方。

 

 

お風呂入りたくないとか、

何とかあの手この手でお風呂に入れた後の今度は

お風呂出たくないとか、

この手の自己主張が厄介。

 

 

こちらも

さっきまでお風呂入ろうって言った手前

今度はお風呂出るよって言うのもなんか申し訳なくて(?)

 

 

日々お風呂前後が課題。

 

 

とは言えこんなこと言ってるのも数年なんだよなぁ。

 

 

子どもは思ってるより早く成長する。

まつ毛よ抜けるな抜けさすな

 

消費者(わたし)はむかし、

「落ちにくいマスカラが欲しい」

と言ったのかもしれない。

いや、言ったのだ確かに。

 

しかし時は移ろいゆき、

わたしという消費者は今断然落ちやすいマスカラが欲しいのである。

 

開発者の方よごめんなさい。

消費者は気まぐれなのである。

 

 

落ちなすぎるよ、このマスカラ。

もう今はさ、帰宅したらすぐお風呂入っちゃう生活なので

テキトーにバババっとクレンジングオイルつけて

シャワーでバーっと流したらツルンと落ちてほしいのよ。

 

 

だかしかしもうぜーんぜん落ちないのさ、マスカラ。

 

落とそうとしてまつ毛が1日1〜2本抜けるのよ。

いやいや、さすがにこのペース続いたら

目ぇつるっぱげなるって。

 

 

マスカラ落とすのに時間かけてまつ毛ごと抜いて、

それを補うために時間かけて高いまつ毛美容液塗るって

何このコント?どういう種類のお笑い?

何かの生産性の低さ?トヨタカイゼンしたら効率化する?

今年も生まれてきてくれてありがとう

 

誕生日は皆1年に1回やってくる。

 

最近会わなくなった人にも誕生日の日に連絡してみる。

誕生日おめでとう、素敵な1年を。

 

お互いに送り合えば1年に2回連絡することになる。

それを毎年続ける、続けられる関係は心地良い。

 

 

ある会社の女の先輩は、ある年わたしの誕生日に

「生まれてきてくれてありがとう」ってメモを書いてくれた。

 

わたしのことを丸っと肯定するその言葉が嬉しくてこんなこと言ってくださり嬉しいですと言った。

 

 

その次の年、

「今年も生まれてきてくれてありがとう笑」とメモを書いてくれた。

 

去年に引き続き今年も生まれました

と答えた。

 

 

それから、お互いの誕生日に

「今年も生まれてきてくれてありがとう」と送り合っている。

 

もうその先輩は退職してしまったから、

今はLINEで。LINEギフトを添えて。

 

 

日本語としては間違ってるのかもしれないけど

わたしたちの誕生日にだけ送る

ちょっと変な誕生日祝いのメッセージ。

時間が溶けていく

 

漠然と

なんか今の生き方いやだなと思ってしまった。

 

すごく無駄に生きている気がする。

 

スマホSNSを見ていれば溶けてしまう時間。

 

でもその時間ほど人生で無駄なものはない気がする。

 

会って話すのは時間と体力がいるから

たくさんの人たちといっぺんに話したり

友達の生活を垣間見ることができるSNSは便利なんだけど

 

たとえばそれで1時間過ごしてしまうなら

集中して本を読んで何か感じたり学びたい。

 

2時間あるならアマプラで映画だって観れる。

 

 

人生は振り返ったとき短いのだし

時間の使い方考えよう。

 

 

 

 

 

まぁ

 

だらだら何も考えずスマホ見てたい時間だってあるけどね。

 

 

でもそれだけじゃちょっとね。